【ブログ】「リーチスタッカーの操縦に免許は要るの?」

お客様からよくいただく質問です。

結論としては不要です。

トップリフターとの比較で説明します。
構造上、マストを待つトップリフターはフォークリフトに分類されます。
最大荷重1トン以上のフォークリフトの操縦にはフォークリフト運転技能講習修了(35時間の技能講習と修了試験)の資格が必要です。
(公道を走る場合には大型特殊自動車免許とナンバーが必要です)

硬い話になりますが、日本の国家標準の一つであるJIS規格によれば、フォークリフトの定義は“フォークなどを上下させるマストを備えたもの”となっており、この点でマストを持たないリーチスタッカーはフォークリフトには分類されません。なので、リーチスタッカーの操縦にはトップリフターのようにフォークリフトの免許(運転技能講習修了)は不要です。

JIS規格ではリーチスタッカーは移動式クレーンにも分類されておらず、現状はどの荷役機器のカテゴリーにも分類されていません。

免許制度がないリーチスタッカーの操縦技能はどうやって身に付ける?

上の背景から技能講習などの免許制度が適用されないリーチスタッカーですが、操縦技能を学べる場が無いわけではありません。

港湾防災協会などはリーチスタッカーの操縦技能を身に付けるためにショベルローダー等の運転技能講習の受講を推奨しています。

また、港湾労働安定協会によるリーチスタッカー操縦の安全講習もあるようです。

EFインターナショナルが開催するKALMAR社製リーチスタッカー操縦技能講習!

EFインターナショナルではKALMAR社製リーチスタッカーをご購入頂いたお客様には納品時にメーカー技術者による操縦技能と基本メンテナンスの座学&実技講習を用意させていただいており、効率的なレッスンで非常に分かりやすいとご好評を得ております。
※講習料金は販売価格に含まれます。

これまででEFインターナショナルで納品させていただいたKALMAR社製リーチスタッカーにおきましては操縦ミスによる事故や稼働停止となるような深刻な故障は一切起きていません。

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万全のアフターサービス体制でKALMAR社製リーチスタッカーの末長い安全運用をサポート致します。

by T.S.

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