「初心忘るべからず」は、世阿弥の能芸論書「花鏡(かきょう)」に芸の奥義として記された言葉です。
「是非の初心忘るべからず」
「時々の初心忘るべからず」
「老後の初心忘るべからず」
ふだん、私たちはこの言葉を「始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続ける」というふうに捉えていますが、もう少し深い意味があるようです。
例えば、女性としてはじめて能舞台に立ち、世阿弥と能に関する多くの著作を残した白洲正子は、次のように述べています。
「若年から老年に至るまで、常に初心を忘れずに生涯を貫くなら、芸が退歩するときはない」
「ものの初めの溌剌とした精神を、常に忘れずに育めば、永遠の若さが保てるであろう」
定年退職後、縁あってEFインターナショナルに迎え入れられ、お陰様で、毎日、元気に働かせて頂いている我が身にとっては、何とも励みになります。
忘年会で発表された社歌を応援歌に、来年も精進したいと思います。
さて、このように、恵まれた15周年を締めくくれますのも、ひとえに、皆様のご支援、ご指導のお陰でございます。
今年1年、皆様から賜りました格別のご厚情に、改めて、御礼申し上げますと共に、皆様の益々のご多幸をお祈りいたします。
良いお年をお迎えください。
Y.T.
EFI応援歌
(原案: 中尾治美 / 作詞・作曲: 藤村雅也 ※AIで作成)
グローバルの風が吹く 海を越えて未来へと
2010年の春の日に 誓った夢の旗掲げ
共に歩むお客様と 絆を胸に今響け
EFインターナショナル 輝ける明日を創ろう
26年の歩み乗せ 知恵と経験磨かれて
50年の歴史抱き 挑む課題は我らの誇り
熱き心反骨の灯 日本の魂絶やさずに
EFインターナショナル 未来への道を切り拓け
届けよう希望の声 広がる世界の架け橋に
EFインターナショナル 夢をつなぐ灯となれ