収穫したブドウの保冷（冷蔵コンテナ）～リーファーコンテナ事例②

収穫したぶどうを保冷するのに20フィートのリーファーコンテナ（冷蔵コンテナ）を設置・使用中。
～九州の某ワイナリーさん

こちらのワイナリーさんは自然豊かな環境でぶどうを栽培しておられます。
今回ご購入頂いたリーファーコンテナでは、5℃以下で収穫したぶどうを保冷するそうです。

一般リーファーコンテナは-30℃から+30℃の範囲で温度設定でき、ブドウなど果物の保冷にも対応可能です。
また、EFI取扱のThermoKing社製マグナムプラスは-40℃から+30℃まで対応します。

こちらは通年ではなく、特定の時期にリーファーコンテナ使用ご希望とのことで、今回このコンテナをご提供させていただきました。
コンテナは長さが20フィート（約6メートル）と40フィート（約12メートル）のタイプが主流なのですが、コンテナを設置する場所と内容物の量を考え、20フィートのご選択となりました。
成約前のご相談時にはリーファーコンテナの音が約90デシベルあることもお伝えしたところ、今回設置予定場所に関しては問題ないということになりました。
※住宅街に設置希望のお客様に関しては、静音タイプのユニット（約50-60デシベル）を搭載したリーファーコンテナもご提供可能です。

また、リーファーコンテナ設置時には必ず水平をとる必要がありますが（水平に置かないと扉が歪み、開かなくなってしまうことがあります）、今回のお客様は事前に設置場所をコンクリートにしておかれたので作業もスムーズでした。
リーファーコンテナの電源についてはお客様負担とさせていただいているため、コンセントの形状等をお伝えし、お客様に地元の電気屋さんと相談の上で事前準備していただきました。リーファーコンテナから電源コードが出ていますのでそれを用意した分電盤に繋ぎます。

このコンテナは九州北部の弊社パートナー会社に依頼し、港から運んできました。中古ですが綺麗に塗装仕上げしています。
弊社EFインターナショナルは横浜の会社ですが、日本各地にパートナー会社がありますので、九州でも北海道でも沖縄でも日本全国コンテナの供給が可能です（応相談）。

リーファーコンテナ設置作業

外気温や設定温度にもよりますが、５～６時間あれば設定の温度まで到達します。
ただリーファーコンテナは基本的に冷やしたものを保冷するのが主目的になりますので、常温のものをそのまま入れて-20℃まで冷やす、となると時間がかかりますし、内容物（例：野菜など）が持つ熱を冷やすためにエネルギーを使うことになります。また急速冷凍には向いていません。

こちらのワイナリーさんでは今年の夏もこのリーファーコンテナを使用予定だそうです。
末永くお使いいただけるよう願っています。

今回のように設置作業のみならず、リーファーコンテナの修理なども弊社までご連絡いただければ対応させていただきます。
電源が無い場所にもThermo KingのGenerator（発電機）があればReeferコンテナを動かすことができます。
その他、使用方法や設置に関してのアドバイスもしていますので、お気軽にお問い合わせください。

EFIでは新造および中古リーファーコンテナの販売、レンタルを取り扱っております。
お気軽にご相談ください。