「KAIUN(海運)」2023年1月号に弊社代表中尾の執筆記事が掲載されました。
内容:「船会社は船舶過剰供給問題に直面」
発行:日本海運集会所
(記事より抜粋)
2019年末、中国武漢に発生したCOVID-19は、世界各国にパンデミック拡散防止の都市封鎖を余儀なくさせた。その結果、Supply Chainの寸断、物流混乱、各国の港湾作業麻痺、特に米国LA/LB港のコンテナ船の長期滞船問題は世界経済に大きなダメージを与えた。
COVID-19によるパンデミックは世界の製造工場である中国でのコンテナ不足とそれを輸出するコンテナ船のスペース不足、消費地北米からの空コンテナ回送大遅延を引き起こし、海上運賃の歴史的高騰を招いた。定期運行ができず不定期船社と揶揄されたが、COVID-19はコンテナ定期船運行会社の重要性を再認識させた。
1)コンテナ船市場の2022年の回顧
2022年4月初旬時点のアジア / 北米航路の運航船腹数は575万TEUと、前年同期に比べ24%増加となった。一方、総船腹量に占める3大アライアンスのシェアは2021年4月の82.2%から67.7%に低下した。・・・
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→ KAIUN 2023年1月号
※34,35P、PDFの18Pに掲載されています。