“鉄の女”と呼ばれた英国の元首相、マーガレット・サッチャー氏の訃報が9日報じられた。“英国病”と揶揄された英国で規制緩和を断行し、英国証券市場を“ビッグバン”で蘇らせ、ロンドン市場を世界の金融センターに導いた。 79年から90年の11年間在職間、その辣腕に批判もあるが、その後の英国の経済復活を見ればその功績は明らかである。
株高の御蔭でデパートには買い物客で埋まり、高額商品が売れているという。美術・宝飾・貴金属、高級時計を始め高級車の人気が上がっている。企業は約100兆円近い内部留保を持っていると言われている。その何十パーセントかを賃上げに回すことにより国内消費を押し上げ日本の景気を改善できる。その好循環が“アベノミクス”を本物にすることになる。日本の再生には規制緩和が必要である。それを打ち破る勇気と英断を安倍首相に望みたい。今後野党にお願いしたいのは、安倍首相が提唱するデフレから脱却するためにインフレで景気の浮揚を図る“アベノミクス”に政党を超えて応援して欲しいということである。
4月に日銀総裁就任した黒田氏が打ち出した“量的・質的金融緩和”政策により円安が加速されている。9日で対ドル99円台になり、約4年ぶりの円水準に戻った。この円安傾向に拍車が掛かることが予想される。300兆円の資産を持つ生保マネーが日本国債から利回りの良い米国債などにシフトする動きが円安を招くからである。
国内のコンテナ在庫の不足が目立ってきた。船会社も日本でリースを始めているため、リース会社によっては船会社に日本向けにコンテナを出しているケースも出てきている。その反動を受けて中古コンテナナの品薄感が増している。残念ながら円安のため円貨での仕入れ価格が、1年前に比べ20%以上高くなっている。またこの1週間で円は対ドルで6%近い値下がりとなった。$1.00=JPY100も時間の問題である。そのため中古コンテナを使用して中古車を輸出する業者にとってコンテナの手当は大きな問題である。
2012年の全世界のコンテナ製造量は約270万teu、前年度比15.6%減であった。内訳はドライコンテナが 235万teu,リファーコンテナ12万teu、特殊コンテナ11万teu、その他12万teu。リーマンショックの翌年、09年を除き、04年以来の最低生産量となった。
2012年前半のコンテナ価格は上昇基調にあった。後半値下がりに転じた。そのため、リース会社は前半高値で購入した在庫の平均価格を下げるために、第4四半期から13年の需要見込みで積極的に購入してきたため今年に入り新造価格の値段は持ち直してきている。船会社も積極的に自社所有コンテナを安値圏で確保すべく買いに出ているのが今年の特徴である。
大手リース会社は引き続き積極的に新造コンテナを購入している。リース会社はまだ稼働率90%以上を維持しているが、冬場に船会社からの返却を受け稼働率は低下傾向にある。新造価格は$2,400 per 20fで推移しているようである。船会社は、欧州航路に大型船の投入が有るが、スペース調整を行っているが、欧州の運賃は軟調である。その一方北米向けは米国経済回復の明るさから運賃回復期待感があり、夏場に向って本格的に回復が見込まれる。
FBC社が特許を所有する20f Sliding Door Containerは4月上旬、名古屋と大阪に陸揚げされ、購入先に納品された。来週には横浜港にも到着予定である。暫くの間、名古屋、大阪、横浜の各港にて現物の展示を予定している。興味をお持ちの方は是非弊社までお問い合わせをお願いしたい。既に、大手船会社様、ロジステック関連会社様等から見学の申し込みが来ており、現物確認後に購入を検討したいとの打診をいただいている。引き続き、海運、物流関連の関係者の皆様はもとより、その他の業界の皆様にも広く現物をご覧頂きたいと考えている。